Dear マロン

絵で語る

2017.08.02

   絵では自分の言いたいことは伝えられない、そう思っていました。

 

   だから、言葉を使って他とコミュニケーションをとる方法を重視し、そのうち、言葉に曲をつけて歌う方が相手に伝わりやすいことに気づいて、自主制作でミニアルバムまで作りました。

 

   でも、今回日光東照宮の萌志に出品した作品は、私の想いを充分語ってくれた気がしました。

   使った言葉は、タイトルの『I want to live』だけ。あとは形と色で、言葉よりも的確に相手の心に届いた気がするのです。

 

   絵も言葉も音楽も、私にとって、誰かとコミュニケーションをとる手段です。どの方法を選べば一番多くの人とふれ合えるのか、私の中での順位が変わってきました。

 

   ロンドンでの展覧会に出品しないかとのお誘いがありました。外国の言葉がわからない私でも、絵でなら会話ができるかもしれません。

 

   海外なんて考えたこともなかったけれど、ちょっと考えてみようかと思います。

 

 

 


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