Dear マロン

ルナの引きつけ その後の状態

2017.09.26

 

  木曜日から、居間でルナと寝ています。薬を飲んでも1日に1回は痙攣するので、震え始めた時、すぐに頭を打たないよう押さえてやれるように、できるだけ近くにいるようにしています。

 

   今日は私も母も出かけなければいけませんでした。

   高いところで痙攣して落ちてはいけないので、2段のケージを1段に組み替え、頭を打ったり、手足がケージの隙間から出て足が折れないように、ケージの内側を毛布で覆いました。トイレと寝床を置いたらエサと水が置けなかったので、小さいケージをつなぎ、そちらに置きました。

 

 

 

   

 

 

   仕事を早めに終え、急いで帰ってくると、水とエサがひっくり返っていました。また発作が起きたようです。

   エサと水を固定した場所だけは毛布が張れず、その一番痛い場所で、1人耐えたのだと思います。夜中までかかって張り巡らせた毛布は、ほとんど役に立ちませんでした。

 

   引きつけを起こすたび、ルナはどんどん弱っていきます。今はもう、15㎝くらいの段差を降りることも、1人では危険です。

 

   人間の家族なら、介護休暇というものもあるし、普通の有給休暇を取るにしても、「子供の具合が悪いので…」と言いやすい。けれど、苦しんでいるのが猫では、休む理由も大きい声では言いにくいです。

 

   長く飼っていた犬を看取るために、仕事を辞めた小学校の先生の話を、テレビで見たことがあります。

   わかる気がします。犬や猫だって、長く一緒にいた家族です。最後の時を、1人で迎えさせたくはありません。テレビのケースは、犬の老後が長かったから、年度がわりで仕事を辞められていました。うちの場合は急病なので、どう対処していいのかわからないうちに、眠れない日々が過ぎていっています。

 

   チャーも、セミントラを飲めなくなって元気がなくなってきています。どちらも、いつ何があっても不思議ではありません。

 

   こんな状態がいつまで続くかわかりませんが、今の自分にできる精一杯のことをするしかないと思っています。

   自分の体力とも相談しながら頑張ります。

 

   サラの時は、夜に備えて仮眠している間に1人で逝かせてしまいましたが、でもお互い最期までよく頑張った、と、後悔はありませんでした。

 

   猫も犬も、みんな見送るまで、私は絶対死ねません。

 


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