最近のワンコたち
最近、展覧会が続いたり、骨折をしたり、普段と違うことがたくさんあって、落ち着いてワンコのことを書く時間がありませんでした。
実はワンコたちにも大きな変化がありました。
何ヶ月も前から挑戦していたけど、首輪を替えさせてくれないミル。最近は首回りを撫でたら気持ちよさそうな顔をしたり、目ヤニを取らせてくれたりするようになりました。
壊れた首輪の上にもう1つ首輪をつけてから、前のを外そうとしていましたが、首輪を2つつけられることに抵抗があるのかもしれません。最近のミルの変化を信じ、6月10日、壊れた首輪を外してみました。
以前だったら首輪を触るだけで大騒ぎでしたが、何の抵抗もなく外させてくれました。これはいける!と、新しいのをつけようとしたら、やはり逃げ回り、顔にシワを寄せて唸り、つけさせてくれません。
何日も何時間も追いかけ回し、せっかく近づいていた距離が、まただんだん離れていきました。
でも、私の信用したミルは、やはり私を裏切ることはありませんでした。
一応塀はあるけど、段差の多いうちの庭は、高いところに上がればいくらでも塀を飛び超えて外に出ることができます。
だけどミルは、それから一週間、一度も外に出ることはありませんでした。車を出し入れする時は門を大きく開けますが、出たそうにはするけど出ることはありません。
脱走しないことはわかりましたが、やはり不安だし、道路を通る人も怖がられると思ったので、一週間は母がずっと見ていてくれました。でも、さすがにずっと外出できないのは困るので、金網を買ってきて塀の上を囲みました。庭が手作りのドッグランになりました。
今も首輪はない状態。ミルが散歩しないと、ラッキーもお散歩リードをつけても庭から出ようとしなくなりました。怪我をしてちゃんとお散歩をしてやれないので助かっていますが。
だけど、ワンダーがそれを不審がり、寂しがっています。
最近も毎日、暗くなってからやってきますが、もうどこかで夕ご飯をもらっているらしく、ほとんどエサには手をつけません。ただ寂しそうに、門の近くでお座りをして、うちの子たちが外に出てくるのを待っているようです。
犬に言葉が通じたらいいのに。なぜウチの2匹が外に出られないのか。なぜ首輪をつけなければいけないのか。話してやったらわかってくれるかもしれないのにと、もどかしくなります。
ワンダーもやっとミルと挨拶を交わすようになり、距離を縮めるチャンスだったのに。こちらもまた、距離が開いていきます。