Dear マロン

   額縁に入ると、絵は何割り増しかでよく見えます。その絵の雰囲気や色に合わせてあつらえた額ならなおさらです。

 

   だから、絵を人様に見ていただく時には額縁にもこだわります。お客様にお渡しする肖像画の場合も、もちろんです。

 

   絵の仕上がりがだいたい予想できる段階になったら、カタログを見て額縁を選んでいます。

   肖像画の仕事を始めてからは、ネットの通販で買うことが多くなりました。作ったところから直送してもらうので、比較的安価で、それでいて質の良い額が手に入ります。

 

   絵はわが子のようなものです。一番似合う服を着せて、たくさんの人に可愛がってもらえるようにと願いを込めて、いつも送り出しています。

 

 

   普段高校の美術の非常勤講師をしているので、今は夏休み。時給で働いているから給料もないわけで、手放しでうれしい休みではありません。

   でも、おかげさまで肖像画のお仕事をいただいているので、そちらを頑張る時間にさせてもらっています(^ ^)

 

   そして、普段なかなか行けない病院にも、この期間に毎年集中して行きます。

 

   先ず先週は歯医者の定期検診と子宮ガン乳ガン検診。今日は町のガン検診で胃カメラ。最後に来週、今年初めて眼科ドックを受けます。

 

   最近、近くが見えなくなり、とても不便な思いをしています。以前は小さい文字でも遠くのものでもハッキリ見えていただけに、見えないショックは相当のものです。

   文字が読めないこともですが、絵を描くときに細かい部分が見えないのがとてもツライです。

   100均の老眼鏡をかけたり外したり…   煩わしくて、集中力も続きません。

 

   一時はやめてしまおうかと思った絵を、これから生活の糧として生きて行く決意をしました。目が見えなくなってはどうにもなりません。老眼もですが、今回は緑内障を心配して受診することにしました。

 

   あちこち悪いところが出てくる50代。まだまだ先は長いので、身体に気をつけて頑張らなくてはと思います。

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