Dear マロン

 

 

   茶色いワンコが私に首輪をつけさせないのは、こちらに面倒見る覚悟が足りないからかと思い、ついに名前をつけることにしました。

 

   もし朝ごはんのおうちに引き取られることになれば、そちらで改めてつけてもらいますが、うちでは『ワンダー』と呼ぶことにしました。絵のタイトル、『Dear Wanderer』(親愛なる放浪者)から、放浪するという意味のワンダーをそのままつけました。

 

 

   今日も首輪を持って、長い時間話しかけました。少し距離はありますが、逃げないで、私の目を見て話を聞いています。

   言いたいことは伝わっているような気がします。そして、ワンダーは、私に首輪をつけさせるべきかどうか、迷っているように見えます。

 

   時間をかけて、頑張ってみます。

 

チャーの顔...

2018.05.13

 

 

   サラに続き、ルナがいなくなり、1匹になったチャー。最近元気がなくなったのは、寂しいからだけではないことに、実は気づいています。

 

   サラと同じ腎臓病にかかっているチャー。何ヶ月か前から顔つきが変わってきています。少し目が細くなり、つり目になりました。これは、サラの最後何ヶ月かにも起きたことです。

 

   病院に連れて行っても、言われることはわかっています。気の小さいチャーは、病院に行くことがかなりのストレスになると思うので、家でゆっくり、好きなように過ごさせようと思います。

 

   昨日1日、部屋をガタガタ動かしたので、かなり疲れたのでしょう。いつもは私が寝室に行く時起きて撫でてくれというのに、昨夜は全く起きてきませんでした。もしかして、と慌てて触ったら目を開けて挨拶してくれたので安心しました。

 

   今日も、ケージのドアは開けっ放しなのに、ほとんど中で眠っています。

 

   昨日ケージを取りに来てくださった方たちを、チャーにもう一度合わせてやりたいと思っていました。中学生になった娘さんも、忙しい中一緒に来てくれて、本当に嬉しかったです。うちでもあれほど可愛がってもらったことはないくらい、可愛がってもらっていました。元気なうちにもう一度会うことができてよかったです。

   猫を飼うことになったきっかけを作ってくれてありがとうと、お礼まで言ってもらっていました。

 

   私の中には、できるだけ自分の思い過ごしだと思いたい気持ちがあります。毎日見ている私より久しぶりに見た人のほうが変化がわかりやすいかと、チャーの顔が変わったか聞いてみました。

   やはり、お二人とも、変わったと言われました。改めて覚悟を決めました。

 

   サラの時、もう歩くのもおぼつかなくなった時期に、副反応の強いセミントラを飲ませてしまったことを後悔しています。ルナの時にも、今晩かな、という気配を感じながら、チューブから液体を流し込んでしまったせいで、最期に吐き気で苦しませてしまいました。

 

   同じ失敗をしないように、穏やかに最期を迎えさせてやりたいです。

 

 

 

 

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