Dear マロン

   ラッキーは私のお手伝いをしてくれるのだな、と感じることがあります。

 

   うちに来たばかりの頃、私がミルを触ろうとしているのを見て、ミルの反対側に回って逃げ道を塞ぎ、触りやすくしてくれていました。

   おかげで、ミルも触られることに慣れ、ラッキーが手伝ってくれなくても触ることができるようになりました。

 

   その頃、ミルのリードを軽く引っ張り、少しでも近づいてきたら褒めてご褒美をやる、という綱引き遊びをしていました。いつかお散歩ができるように、リードを引っ張ることに慣れてくれればと思って始めた遊びです。

 

   ある日、その綱引き遊びを見たラッキーが、私とミルの間に入り、ミルのリードを咥えて、一緒に引っ張り始めました。

   私のお手伝いをしようとしてくれたのだと思います。だけど、弟犬にリードを引っ張られては、ミルのプライドが…

 

   「ありがとう、ありがとう!   でも、やめてね^^;」

慌てて止めたら、せっかくお手伝いしたのに…と、不思議そうな顔をしていました。

 

   人間にはすごく気を遣うところのある、不思議な子です。ミルにもこのくらい気を遣ってやってくれたらうれしいなぁ。

 

 

 

 


   ラッキーが夕飯を食べてお散歩に出かけると、茶色いワンコがやってきました。飛び跳ねて喜ぶ茶色いワンコ。ラッキーも 待ってたくせに、ツンデレなのか、サッサと前を歩いていきます。

 

   うちまでついて来て、今度は茶色いワンコの夕ごはん。最近は器でエサを食べるようになりました。

 

   ワンコが庭の奥まで入って、私が門の近くにいる状態になったので、門を閉めるチャンス!

   でも、気配を感じたのが、私の顔をじっと見て、焦って道路に飛び出しました。 やはりこの子は賢い。

 

   ミルは相変わらず威嚇するので、 ここからまだ時間がかかるかもしれませんが、焦らず頑張ります、

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