どんどん暗くなっていきます。どこに何がいるのか、よく見ないと分からないかも(笑)
絵を送るのは一週間くらい後にしてもらいました。納得いく作品にしてから送ってくださいと言われ、しっかり向き合っています。
ラッキーの絵を描きながら、この子のことを考えます。ラッキーは今、幸せなのかな。
ミルは、最初から嫌なことは嫌と態度で表していました。そして、時間はかかりましたが、嬉しいという感情も全身で表現してくれるようになりました。
でも、ラッキーは無表情で、どう感じているのかほとんど分からないのです。
最近、ラッキーはよく土や草の根を食べています。時には庭の木の枝をガジガジかじって食べてしまいます。持ち家では南天の木が根元からなくなり、引っ越してからも、小さな紅葉の木が半分くらいになりました。
調べると、南天は犬が食べるとよくないらしいです。庭には他にもたくさん犬の身体に悪い植物があるので、とても心配。
エサは体重に合う量を与えています。それでも足りないのか、ストレスなのか、病気なのか…
散歩も元気に行くし、ゴハンもしっかり食べるし、フンも特におかしくありません。
ラッキーは捨てられてからうちに現れるまで、山で暮らしていました。こうやって植物の根を掘って食べたり、木の幹をかじって食べたりして空腹をしのいでいたのでしょう。
前の飼い主に飼われていた時も、充分なエサを与えられてなかったのではないかと思います。
飼い始めた頃、普段はおとなしいラッキーが、食べ物が絡んだ時だけ別犬のように凶暴になっていました。ミルに襲いかかり、ミルの分を奪って食べてから自分のを食べるという状態。危険なので、エサの時間は2匹を遠く離して繋ぎ、別々に食べさせていました。
成長期、たくさんの犬がいて、奪い合わなければエサにありつけない生活だったのではないでしょうか。
その頃のトラウマが、今でも消えないのかもしれません。どうすればラッキーを安心させることができるのでしょう。出逢って2年経っても、まだ答えは見つかりません。