Dear マロン

ペット関連

  1.  
  2.    数日前からの豪雨で、金曜日の夜から避難生活を送っています。

   ミルが吠えるので出てみると、庭が海のようになり、すでに床下に浸水していました。

   ワンコたちは、こんなときのためにコンクリで高くした場所で、かろうじて濡れずにいました。

 

   懐中電灯で照らして見ると、道路にゴロゴロ流れ出ているのは10㎝を超すような石。いつもの大雨とは全然違います。山が崩れてくる前兆かもしれないと思い、避難することにしました。

 

   何度も床下浸水はあったけど、避難するのは初めて。何を持って出ればいいのかうろうろするばかり。

   チャーは母の車に乗せ、ワンコたちは私の車に、と思いましたが、どうしてもミルは乗りません。

   しかたないので、母だけ先に避難所に向かってもらいました。

 

   頑張ったけどミルを乗せることはできず、チャーのエサが私の車にあったので、とりあえずそれを母に届けに避難所に行きました。

   猫を連れていては入りにくいと、母はまだ駐車場にいました。どうせ犬を乗せた私も避難所の中には入れないので、母だけ避難所に置き、チャーを車に乗せて一度家に帰りました。

 

   ミルはどうしても車に乗らないし、その頃少し小降りになったので、私は避難を諦め、チャーとラッキーも車から下ろしました。

 

   テレビをつけると広い範囲でとんでもないことが起きているのがわかりました。

   ニュースで、水と一緒に小石が流れて来ていたら土砂崩れの前兆だから気をつけてと言っていました。やはり。

   ウチの前に流れてきているのは小石なんてもんじゃない。すごく危険な状態であることを再確認。雨もまた強くなってきました。やはり、家にいてはいけない。

 

   またチャーをカゴに入れ、車に乗せました。ミルにもう一度トライしたけどやはりダメ。犬の本能で危険を察知したら自分で避難してもらうことにし、ラッキーのリードも外し、2匹とも置いて門を開けたまま、道の駅の駐車場に避難しました。ここならうちの前の山が崩れればすぐわかります。

 

   他にも車はたくさんいて、トラックもいっぱい停まっていました。あまり眠れませんでしたが、とりあえず夜が明けて、雨も少し落ち着いたので、ワンコたちの様子を見に帰りました。

   あの食い意地のはったラッキーが、最初、エサを一口も食べませんでした。この事態に相当ショックを受けているようです。私が置いて出たことで、また捨てられたと思ったのかもしれません。

   チャーもほとんど食べ物も水も口にせず、腎臓病の悪化が心配されます。

    
   すごい勢いで流れ込んだので、庭が削れて深い溝ができ、コンクリとの境目には10㎝以上の段差ができています。車を一度駐車場に入れたら、パンクしそうになりました。

 

 

 

   雨がやんだ時間に、庭に流れ込んだ砂を少しどかしました。

   役場の方が見回りに来られ、庭の入口に土嚢を積んでくださいました。その後、近所の方と思われる男性が、道路に流れ出た大きな石を集めて、氾濫した溝に土手を作ってくださいました。土嚢も増やした方がいいと、買ってきて置いてくださいました。
   これで庭に水が流れ込まないだけでなく、道路にあふれなくなりました。
   お名前を聞いても答えて下さらず、爽やかに去って行かれました。
   今、みんな大変なのに、いろんな人がこうして気にかけてくださる。ひとりで生きてるんじゃないんだと感じ、本当にありがたいと思いました。

 

 

 

 

   そしてまた一晩、駐車場でチャーと過ごしました。時々強い雨も降りましたが、疲れていたのでよく寝ました。

 

  1.    避難生活3日目の朝。チャーが少し慣れて、水やご飯を口にするようになりました。
  2.    ワンコたちも庭で耐えています。今朝は2匹とも、しっかりご飯を食べました。

   まだ雨が降ったり止んだり。一度晴れたと思ったら、また警報が出ました。
   でも、昨日の土手のおかげで、今の所道路に水があふれていません。

 

   一体いつまで…と思いますが、とにかくしばらく頑張ります。

 

   生きてるものの事で手一杯で、絵は一切避難できていません。山が崩れたら、私の何千時間が泡と消えてしまいます。どうか土砂崩れになりませんように…

 

 

   

 

   磨りガラスの向こうに、ヤモリかな??

   足の吸盤がカワイイ。

 

  1.    この子、何日か前、天井にいたような…

 

 

 

   ワンダーがけたたましく吠えているので外に出てみました。山でガサガサ音がしていたので、イノシシがいるようです。

 

   姿は見えないので中に入ろうとすると、玄関前で裏返って足をジタバタさせているクワガタが!

 

   クワガタを見たのは何年ぶりでしょう。箒の先にとまらせて、逃がしに行きました。

 

   庭の、ワンコたちのフンを埋めている場所には、カブトムシの幼虫がたくさんいます。でも、庭でカブトムシの成虫には出会ったことがありません。

 

   今度はカブトムシに会いたいです。

 

 

   最近、展覧会が続いたり、骨折をしたり、普段と違うことがたくさんあって、落ち着いてワンコのことを書く時間がありませんでした。

 

   実はワンコたちにも大きな変化がありました。

 

   何ヶ月も前から挑戦していたけど、首輪を替えさせてくれないミル。最近は首回りを撫でたら気持ちよさそうな顔をしたり、目ヤニを取らせてくれたりするようになりました。

   壊れた首輪の上にもう1つ首輪をつけてから、前のを外そうとしていましたが、首輪を2つつけられることに抵抗があるのかもしれません。最近のミルの変化を信じ、6月10日、壊れた首輪を外してみました。

   以前だったら首輪を触るだけで大騒ぎでしたが、何の抵抗もなく外させてくれました。これはいける!と、新しいのをつけようとしたら、やはり逃げ回り、顔にシワを寄せて唸り、つけさせてくれません。

   何日も何時間も追いかけ回し、せっかく近づいていた距離が、まただんだん離れていきました。

 

   でも、私の信用したミルは、やはり私を裏切ることはありませんでした。

   一応塀はあるけど、段差の多いうちの庭は、高いところに上がればいくらでも塀を飛び超えて外に出ることができます。

   だけどミルは、それから一週間、一度も外に出ることはありませんでした。車を出し入れする時は門を大きく開けますが、出たそうにはするけど出ることはありません。

 

   脱走しないことはわかりましたが、やはり不安だし、道路を通る人も怖がられると思ったので、一週間は母がずっと見ていてくれました。でも、さすがにずっと外出できないのは困るので、金網を買ってきて塀の上を囲みました。庭が手作りのドッグランになりました。

 

 

   今も首輪はない状態。ミルが散歩しないと、ラッキーもお散歩リードをつけても庭から出ようとしなくなりました。怪我をしてちゃんとお散歩をしてやれないので助かっていますが。

 

   だけど、ワンダーがそれを不審がり、寂しがっています。

 

   最近も毎日、暗くなってからやってきますが、もうどこかで夕ご飯をもらっているらしく、ほとんどエサには手をつけません。ただ寂しそうに、門の近くでお座りをして、うちの子たちが外に出てくるのを待っているようです。

 

 

   犬に言葉が通じたらいいのに。なぜウチの2匹が外に出られないのか。なぜ首輪をつけなければいけないのか。話してやったらわかってくれるかもしれないのにと、もどかしくなります。

 

   ワンダーもやっとミルと挨拶を交わすようになり、距離を縮めるチャンスだったのに。こちらもまた、距離が開いていきます。

 

 

 

   今日は私も会場に行きました。

 

   まず、東京芸術劇場の大きさに驚きました。

   作品の点数も多く、見ごたえのある展覧会です。私の絵の斜め向かいに、フィギュアスケートの宇野昌磨さんのお祖父様、宇野藤雄先生の絵があったことにも感激しました。

 

   展覧会2日目の今日は、講演会やセレモニー、交流食事会などがありました。

 

   展覧会は24日(日)までです。お近くの方は、是非足を運んでみてください。

 

 

 

 

   本日より24日まで、東京芸術劇場で開催されます。東京の方、お時間があれば足を運んでみてください。

   ミルの絵と、ワンダー(茶色いワンコ)の絵を展示します。

   明日は私も会場に行きます。

 

   明後日はカナダのアーティストさんと、初めての対談です。ちゃんとしたお話ができるか不安です。

  先週、不注意で肋骨を折る怪我をしてしまい、おでこも膝も青アザに…(今回はワンコたちのせいではありません)写真も撮ると言われていたのに、情けない~_~;   

 

 

 

 

   夜中の2時過ぎ、またワンダーがイノシシを追い払いました。

 

   今回はイノシシも、ワンダーに向かっていこうとする態度を見せました。それでもひるまず、ワンダーはイノシシを追いかけました。その気迫に負けて、イノシシは山に入りました。

 

   しばらくはまた戻ってこようと、近くを歩く草の音がしていましたが、道路でワンダーが待ち構えているので、諦めて帰っていったようでした。

 

   今夜もお向かいの畑は守られました。

   これは、この近所でお世話になっていることへの、あの子なりの恩返しではないかと思うのですが…

 

   近所の方たちが複数で、ワンダーを駆除するよう役場にお願いに行かれたそうです。役場も動くと言われたらしい。

   うちと同じく、ワンダーを保護しようとしている方が、捕まったら愛護センターに送る前に自分に連絡して欲しいと言ってくださったそうです。

 

   愛護センターに行ったとしても、今は殺処分はされず、ピースワンコ・ジャパンさんが引き取ってくださいます。でも、できることなら、そんなに人の手を煩わせず、ワンダーに飼い犬になってもらいたい。

 

   私や、他にも数人の人が、1年間餌付けしても捕まらない子です。頭も良く、すばしっこい。愛護センターに捕まえるのを手伝って欲しいとお願いしても断られたあの子を、役場の人はどうやって捕獲されるでしょう。ケガをしないように、捕まえてくださるでしょうか?

 

   ミルもラッキーもワンダーも、同じ人が捨てたと私は思っています。他にも山に犬がいたのを、私は見ています。みんな、血統書つきの親同士のミックスのような子達です

   捨てている人を見つけて取り締まってもらわないと、ワンダーを捕まえても、また同じことが起こるでしょう。

   この機会に、私も役場にお願いしてみようかと思います。

 

 

 

  

 

   お散歩中にミルが見つけました。

 

   中身がいると思って、一歩引いたミル。そっと近寄ると、とてもキレイな姿の抜け殻だったので、持って帰りました。脱いだばかりだったのでしょう。

 

   お財布には入りそうにないので、どうしようかな^^;

 

 

 

   今朝、ミルと鼻をくっつけて、2度目の挨拶を交わしたワンダー。夕飯は食べに来ませんでした。

 

   深夜12時。ウチの子たちが吠えるので出てみると、向かいの水辺に1.5メートルくらいはありそうな大きなイノシシが!

   ウチの子たちがいくら吠えても、そこに行けないことがわかっているのか、全く動じません。私が懐中電灯で照らしても、知らんぷり。お向かいのお家の畑の柵をつつき始めました。畑がヤバい!  でも、どうすることもできません。懐中電灯でしつこく照らしたら、睨まれてしまいました。

 

   怖くなって家に入ったら、今度はワンダーが吠える声。来ていたの?   もう一度庭に出てみました。

 

   ワンダー、最初は道路から吠えていましたが、溝を超えてイノシシを追いかけながら吠えまくる!  イノシシは負けて、山に帰って行きました。ワンダー、強い。

   昨夜も3匹が吠えるから出てみたら、姿は見えないけれど、山や草むらの中を何かが走る音がしていました。あの時も、今夜と同じことが起きていたのだと思います。

 

   夜中に吠えて、お向かいの方は迷惑されていたと思いますが、何があったか明日お伝えしようと思います。

 

 

痛い…

2018.06.11

 

 

   昨日までずっと忙しかったので、今日はゆっくり過ごしました。

 

   文化祭が終わってホッとしたら、身体中が痛くなりました。昨日の朝、出勤前にお散歩しようとして、庭でワンコたちのリードに巻かれて転んでいたのでした。忙しい間は痛みも感じませんでしたが…

 

   リードが食い込んだ両足のむこうずねには青あざ。腰も痛めたようで、歩くのがツラい。なぜここに?という位置にも青アザができています。文化祭の片付けの時、長机を倒してしまい、それが当たったのかも…

 

   リードで出来たアザの高さはいつも、チャーが頭突きする勢いですり寄ってくる所と一緒。寄ってきてくれるのは嬉しいけど、痛い!! 

 

 

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