モモンガさんのウエルカムボード、発送しました。
ご注文いただいたお母様が県内の方なので、結婚される娘さんも県内と勝手に思い込んでいましたが、自分でお届けできる距離でないことがわかり、送ることになりました。
予定がいろいろ後ろにずれ込んでしまったので、貴重品として10日かけて送ると結婚式ギリギリになり、不安。送料はお母様が出してくださるので、あまり高いのもどうかと、普通の宅配を選択することに。
7日(8日?)深夜までかけて仕上げ、朝方梱包が終わりました。1時間ちょっと仮眠して仕事。仕事が終わってから運送会社に持ち込むことになります。郵便局はもう閉まっているので、宅配業者さんに持ち込むしかありません。
先月信じられないくらいひどい対応をされた地元の営業所には、どうしても持って行く気にならなくて、仕事帰りに少し遠くの営業所まで持って行きました。
「送り先の郵便番号を教えてください。」
と、受付の方が手早く入力してくださいました。
変換が難しい漢字もサッと手書き入力。慣れない私が訊きながらやるよりずっと速いです。
あのヒドイ対応をされた日、入力していると、なぜか住所が3回くらい消え、変換できなくても手書きのやり方がわからず進みません。尋ねようにも次のお客さんの対応をされていて聞けず、後から来たお客さんが次々に荷物を預けて先に帰っていきました。
そこで既に、すっきりしない気持ちになっていたのですよね。この対応、嬉しいな。つい、比較してしまいます。
「中身は何ですか?」
「額に入った絵です。」
「何十万もするものですか?」
「いえ、そんなに高くないです。」
「壊れやすい物ですか?」
「表面はアクリルなので、ガラスのように割れやすくはないです。」
「でも、一応ワレモノと、上に重い物を乗せないようにというのを貼っておきますね。」
「保険をかけることはできますか?」
「保険はかけなくても、壊れたらその金額を保証することになっているんですよ。もちろん、無事にお届けすることが前提ですけどね。
大切な物でしたら、少しお届けに時間はかかるけれど、こちらのサービスもありますよ。」
受付の方が、色の違う送り状を出してくださいました。そうか、アート便というのがあったんだった。
前回、預けて帰った後で、ネットで調べて見つけたサービスです。地元では教えてくれませんでしたが、ここの営業所では、キチンとそのサービスがあることも教えてもらえました。
値段を聞くと、今回の場合だと、普通の宅配1200円より1000円ちょっと高い約2300円。でも、貴重品として倍の値段を払い、10日近くかけて運んでもらうよりは現実的だと感じました。
ロンドンとスイスの作品は、大きさ的にこのアート便が使えなかったので仕方ないけれど、お客様に届ける大きさなら使えます。
もう送り状を作ってもらっているし、できれば1日でも早くお届けしたい。
ダンボール箱の外をもう一度ダンボールで包み、プチプチで巻いてあるので、急いで扱われても壊れることはないでしょう。この受付の方の対応なら、少なくとも営業所にあるうちに壊れるような心配はないと感じました。
「無事に届けてくださると思うので、今回はこのままでお願いします。」
「念のため、もう一枚、プチプチで巻かせてもらっていいですか?」
なんて親切なんでしょう。
「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
「では、お受けいたしました。ありがとうございました。」
地元の営業所で、こんな気持ちのいい対応をしてもらったことは一度もありません。
説明もわかりやすく、何より、「事故なく届けますよ」という態度に、安心してお任せすることができました。同じ会社なのに、ここまで違うんですね。
他のお客さんがたまたまいなくて、時間に余裕があったから丁寧だったのかもしれません。担当してくださった方の人柄もあると思います。でも、いつ行っても、何かしら不安を感じながら預けて帰らないといけない地元の営業所は、やはり普通じゃないと改めて思いました。
2つ持って行った荷物の送り状を、逆に貼られそうになったこともあります。受付の方2人が
「間違えるところだった〜!」
と、楽しそうに笑いあっていました。
笑い事ではありません。逆に届いたらとんでもないことになるんです。
久しぶりで、メンバーカードの暗証番号が思い出せなかった時は、調べてくれて、
「〇〇〇〇でした。また忘れてはいけないから、カードに書いておきますね。」
いきなり油性マジックで、カードに暗証番号を書こうとされていたので、慌てて止めました。
何のための暗証番号なのでしょう。
メンバーズカードを作った直後も、時間とガソリンを無駄にさせられる出来事がありました。
カードはコンビニでも使えますという説明だったので、コンビニで荷物を預けようとしたら、5000円チャージして一度荷物を送っただけなのに、残高0だと。コンビニの店員さんも、わけがわからない様子で困り果て、
「とにかく、カードにはチャージされてないんです。」
と繰り返されるばかり。
カードの磁気がおかしくなったのかと、すぐに作った営業所まで20キロ、車をとばして持って行きました。
「ちゃんとチャージされています。」
「でも、コンビニで、残高0と言われたんですけど。」
「コンビニはコンビニで、別にチャージしてください。」
カードを作る時そういう説明があれば、コンビニで店員さんを巻き込んで大騒ぎし、そこから20キロも離れた営業所に慌てて駆け込む必要はありませんでした。
営業所に持ち込んだ場合のみ、カードの割引があるということも、この時コンビニで聞きました。
地元の営業所ではこんなこと続きで、この宅配業者さん全体を信じられなくなりそうでした。誠実に仕事をしてる方も、たくさんいらっしゃるんですよね。それを感じることができて、これからも利用させてもらおうと思いました。
少し遠くても、大事なものは今回の営業所まで持って行きます。
今回は、結婚式に使われる縁起のいい作品だったので、気持ちよく送り出すことができて本当によかったです。
事故なく届きますように!