Dear マロン

Dear マロン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ご報告が遅くなりましたが、9月19日、スイスのジュネーブ国連本部の中で開催された国際平和美術展に行ってまいりました。

 

   国連本部という場所での、平和を願う展覧会。目に映る全てのものに愛情を注げる、そんな瞳を持つ少女を描かせてもらいました。世界中の人が彼女のような瞳を持ち、平和な世界が訪れることを願って描きました。

 

   国連の庭に桜の木を植樹し、出品者の名前の入ったプレートも設置されました。

 

 

 

 

 

国際平和美術展
モデルさんのお母さんと

 

 

 

 

   朝、いつものようにミルにエサをやってから、チャーをサラとルナのそばに埋葬しようと思いました。

 

  ミル、いつもなら喜んでエサを食べに来るのに、ほとんど食べないまま、車の下に隠れてしまいました。

   いつもと違う空気を感じているのかな?そう思いました。

 

   妹がチャーにお別れをしに来てくれて、「ミルの首輪、病院に麻酔も断られたんだから、自分たちでどうにかしないといけないね。網持ってくるから、今日やろうか。」と。

   ミルはこれを察していたのでしょうか?  チャーを埋葬し、夕方、妹が網を持って戻ってくるまで、車の下から出てきませんでした。

 

   妹、その娘、母と私の4人で網を持ち、ミルを追いかけ、石の橋の下に追い込んで網をかけました。が、暴れて破って逃げ、今度は玄関前に。

   網で逃げられなくして、ここでしばらく私が首輪を持って説得。でも、鼻のところにシワを寄せ、噛みつきそうな勢いで唸ります。朝から何も食べず、水も飲んでないので、元気がないはずなのに、大暴れ。

   どうにもならないので、魚や虫を採る網を買ってきて頭にかぶせ、その上から首輪を付けて、網を切って顔を出しました。網の枠を抜いて完了!  成功です!

 

   首輪をつけてしまえばいつものおとなしいミルに戻り、水を飲み、エサも食べました。リードを引くと、最初は抵抗していましたが、なんとか車に乗って、新居までやってきました。

 

   ミルとラッキー、1ヶ月ぶりの再開!  2匹とも、とても嬉しそうでした。

 

   ルナが死んだ頃から、庭から出たことのないミルが散歩できるようになり、チャーがいなくなったらミルが新居に来てくれました。偶然だと思いますが、猫たちからのプレゼントのようにも思えます。

 

   今夜からチャーのいない部屋で過ごさなければならないけれど、窓を開けるとラッキーとミルがいます。よかった。

   怪我を覚悟で手伝ってくれた妹たちにも、本当に感謝です。

 

 

 

 

 

   先月の豪雨災害から、3日間の車での避難生活に付き合ってくれ、1ヶ月半に及ぶ引っ越しを支えてくれたチャーが、本日15時40分頃旅立ちました。13年の生涯でした。

 

   春頃にはずいぶん顔が変わり、腎臓病が悪化していることには気づいていました。サラの時に同じことが起きていたので、もう長くないと。

   正直、夏まで頑張ってくれたことに驚いています。去年の5月に兄妹のサラが逝き、今年2月にルナが逝き、3匹の猫たちの中で最後まで残ったことに責任を感じていたのでしょうか。足元がフラついていても、私が寝ようとするとベッドに飛び上がり、寝つくまで添い寝をしてくれました。それは一昨日まで続きました。

 

   今朝、ほとんど動けなくなったので、仕事に行く前、母に連絡して来てもらいました。

   そして午後3時前、様子がおかしいとメールをもらい、休みをいただいて急いで帰ったら、家に着いた10分後に亡くなりました。本当に頑張って、待っていてくれました。

 

   愛しい猫たちが全ていなくなりました。自分の年齢を考えても、もうこれから猫を飼うことはできません。これからは犬たちとの生活を楽しもうと思います。

 

   ルナが死んだ日から、ミルの散歩ができるようになりました。首輪の交換に失敗するまでのたった4ヶ月だけでしたが。あれはルナのプレゼントだった気がしています。

  チャーがミルを新居に招いてくれる、なんていう奇跡を、少し期待したりしています。

 

   車で避難中のチャーの癒され写真を1枚。こんなところに空間があるなんて知らなかった^^;

 

助手席の物入れの裏に頭を突っ込んで、出てこなかったチャー。ドアを開けていても外に出ることはありませんでした。
狭い車の中で、三日三晩、2人で過ごしました。

 

 

 

   ロンドンの展覧会の受賞作家展が本日より始まります。

 

   ギャラリー八重洲にて、26日(日)まで。入場無料です。お近くにお越しの際は、是非寄ってみてください。

 

   本日は私も、モデルの娘と会場に行きます。

 

 

   引っ越しの片付けをしてたら、金庫の中から、17年前、うちにきたばかりのルナがワクチンを接種した時の明細書が出てきました。

   ひと月間をあけて2回、ちゃんと受けさせてたんだなー。

 

   もうルナもいなくなったし、捨ててもいいよね。

 

   しかし、コレを金庫にしまうほど大事にしていたことに自分で驚きました(笑)

 

 

   ミルはまだ新居に来てくれません。ラッキーもひとりで寂しそうです。

   ラッキー、ご近所のワンコたちが通りがかると、しっぽを振って喜ぶようになったのは進歩です。ご飯もだいぶ食べるようになってきました。あとは、ミルが足りないだけです。

 

 

原爆ドーム 原爆ドーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   昨日は疲れてブログの更新ができませんでしたが、講習が終わってから平和公園に行きました。

 

   灯篭流しが始まる所でした。

 

灯篭流し

 

   空がとても綺麗でした。

 

 

 

   朝は、講習の会場に向かう橋の上で8:15を迎え、黙祷しました。平和公園から2〜3㎞離れていると、サイレンも鐘も聞こえないんですね。スマホで時間を確認しました。

 

   講習2日目も終え、帰りの高速バスの中です。ワンコたちとチャーに早く会いたいです。

 

 

 

 

   夏休みに入り、連日の暑さの中、毎日引っ越しに明け暮れていました。

 

   少し落ち着いたところで、今日、明日は教員免許の更新講習。ワンコたちのエサは母にお願いしてきましたが、いい子にしているでしょうか。

   引っ越しで疲れていてあまり体調もよくないので、講習をちゃんと最後まで受けられるか不安です。

 

   先週の台風の前夜、ラッキーは新居に避難させました。でも、ミルはどうしても車に乗らず、ひとりで前の家の庭を守っています。

   ラッキーは新しい庭にまだ馴染めない様子で、エサをあまり食べません。近所の方たちがよく声をかけてくださり、お散歩中のワンコたちも興味深々で立ち止まります。愛想よくお返事ができるまでには、時間がかかりそうです。

 

   毎朝ラッキーにエサをやったあと、ミルにエサをやりに行って洗濯をし、夕方またエサをやって洗濯物を取り込んで帰るという生活。行ったり来たりを繰り返しながら、どちらの家も少しずつ整理しています。

 

   ミルが移動するまで引っ越しは終わりません。夏休みのうちになんとかしたいです。

 

受賞作家展

2018.07.14
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   ロンドンの展覧会の受賞作家展です。

 

   8月20日から26日まで

東京駅近くのギャラリー八重洲で開催されます。

お近くに行かれる際は寄ってみてください。

 

   人気アーティスト賞をいただいています。

 

 

   今、土石流の危険から逃れるため、家から荷物を運び出しています。

   たくさんの方たちのおかげで、絵は全て安全な場所に移すことができました。ワンコたちとチャーも無事でいます。

 

   8月20日には、私も会場に行けるかと思います。

 

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  2.    数日前からの豪雨で、金曜日の夜から避難生活を送っています。

   ミルが吠えるので出てみると、庭が海のようになり、すでに床下に浸水していました。

   ワンコたちは、こんなときのためにコンクリで高くした場所で、かろうじて濡れずにいました。

 

   懐中電灯で照らして見ると、道路にゴロゴロ流れ出ているのは10㎝を超すような石。いつもの大雨とは全然違います。山が崩れてくる前兆かもしれないと思い、避難することにしました。

 

   何度も床下浸水はあったけど、避難するのは初めて。何を持って出ればいいのかうろうろするばかり。

   チャーは母の車に乗せ、ワンコたちは私の車に、と思いましたが、どうしてもミルは乗りません。

   しかたないので、母だけ先に避難所に向かってもらいました。

 

   頑張ったけどミルを乗せることはできず、チャーのエサが私の車にあったので、とりあえずそれを母に届けに避難所に行きました。

   猫を連れていては入りにくいと、母はまだ駐車場にいました。どうせ犬を乗せた私も避難所の中には入れないので、母だけ避難所に置き、チャーを車に乗せて一度家に帰りました。

 

   ミルはどうしても車に乗らないし、その頃少し小降りになったので、私は避難を諦め、チャーとラッキーも車から下ろしました。

 

   テレビをつけると広い範囲でとんでもないことが起きているのがわかりました。

   ニュースで、水と一緒に小石が流れて来ていたら土砂崩れの前兆だから気をつけてと言っていました。やはり。

   ウチの前に流れてきているのは小石なんてもんじゃない。すごく危険な状態であることを再確認。雨もまた強くなってきました。やはり、家にいてはいけない。

 

   またチャーをカゴに入れ、車に乗せました。ミルにもう一度トライしたけどやはりダメ。犬の本能で危険を察知したら自分で避難してもらうことにし、ラッキーのリードも外し、2匹とも置いて門を開けたまま、道の駅の駐車場に避難しました。ここならうちの前の山が崩れればすぐわかります。

 

   他にも車はたくさんいて、トラックもいっぱい停まっていました。あまり眠れませんでしたが、とりあえず夜が明けて、雨も少し落ち着いたので、ワンコたちの様子を見に帰りました。

   あの食い意地のはったラッキーが、最初、エサを一口も食べませんでした。この事態に相当ショックを受けているようです。私が置いて出たことで、また捨てられたと思ったのかもしれません。

   チャーもほとんど食べ物も水も口にせず、腎臓病の悪化が心配されます。

    
   すごい勢いで流れ込んだので、庭が削れて深い溝ができ、コンクリとの境目には10㎝以上の段差ができています。車を一度駐車場に入れたら、パンクしそうになりました。

 

 

 

   雨がやんだ時間に、庭に流れ込んだ砂を少しどかしました。

   役場の方が見回りに来られ、庭の入口に土嚢を積んでくださいました。その後、近所の方と思われる男性が、道路に流れ出た大きな石を集めて、氾濫した溝に土手を作ってくださいました。土嚢も増やした方がいいと、買ってきて置いてくださいました。
   これで庭に水が流れ込まないだけでなく、道路にあふれなくなりました。
   お名前を聞いても答えて下さらず、爽やかに去って行かれました。
   今、みんな大変なのに、いろんな人がこうして気にかけてくださる。ひとりで生きてるんじゃないんだと感じ、本当にありがたいと思いました。

 

 

 

 

   そしてまた一晩、駐車場でチャーと過ごしました。時々強い雨も降りましたが、疲れていたのでよく寝ました。

 

  1.    避難生活3日目の朝。チャーが少し慣れて、水やご飯を口にするようになりました。
  2.    ワンコたちも庭で耐えています。今朝は2匹とも、しっかりご飯を食べました。

   まだ雨が降ったり止んだり。一度晴れたと思ったら、また警報が出ました。
   でも、昨日の土手のおかげで、今の所道路に水があふれていません。

 

   一体いつまで…と思いますが、とにかくしばらく頑張ります。

 

   生きてるものの事で手一杯で、絵は一切避難できていません。山が崩れたら、私の何千時間が泡と消えてしまいます。どうか土砂崩れになりませんように…

 

 

   

 

   磨りガラスの向こうに、ヤモリかな??

   足の吸盤がカワイイ。

 

  1.    この子、何日か前、天井にいたような…
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