Dear マロン

Dear マロン

  1.     今夜も茶色いワンコが来ました。あっという間に2時間以上が経ち、少し変化がありました。

 

    器から食べ物を取らないので、1つずつ投げてやるのですが、昨夜までは食べてる間も次のエサを待って間も、ずっと甲高い声で吠え続けていたワンコ。でも、今夜は、静かにしてほしいことが伝わったようです。

 

    ミルにも同じ方法で伝えたのですが、こちらが小声で接すると、大声を出してはいけないとわかるみたいです。

    ラッキーはまだ理解してくれませんが、茶色いワンコは吠えなくなりました。賢いです。

 

    そして今、あの子はうちの前の道路に、静かに寝そべっています。入っておいでと呼んだけど、門の中には入ってきません。

    ラッキーの時も餌付けしてるうちにこうなってしまいました。その時ラッキーはすでに触らせてくれていたので、まずさりげなく首輪をつけ、何日かして門柱につないだリードを取り付け、道路に寝転んでいるところをズルズル押して庭に入れました。

    でも、あの子はまだ触るどころか、手からエサを与えることさえできないので、同じ手は使えません。

 

    夜中だからほとんど車は通りませんが、轢かれてはと心配です。これから朝まで格闘すると明日の仕事に差し支えるし…   どうしましょう

 

    茶色いワンコは、保護できたとしてもうちでは飼えません。愛護センターのワンコを全頭保護してくださっているピースワンコ・ジャパンさんに相談してみました。ワクチンを接種し、健康診断を受けた状態で連れてくれば引き取ることができるとのこと。

    ただ、今ピースワンコ・ジャパンさんには1400頭のワンコがいて、あの子に新しい飼い主が見つかる確率は低いと言われました。それなら引き渡す前に少し私が飼い主を探してみようと思います。

 

    一晩で静かにすることを覚えた賢い子です。保護できたら写真を載せます。

   5月30日に旅立って行ったサラの墓石と位牌の代わりに、天然石を買ってきました。

 

   サラのイメージはローズクオーツだったので、ハート型のローズクオーツを。

   まだサラが生きている頃、お店のFacebookで紹介されていました。コレがピッタリだけど、なかなか買いに行けなかったので、もう売れてしまってるだろうと思っていました。でも、お店を訪ねたら、まだあったんです!

 

   思っていたより小ぶりで、お値段も予定していたよりかなり安かったので、「こんなのもありますよ」と見せてもらったにぎり石も買ってしまいました。なんたか形が小さな墓石に見えたので。

 

   これでまた、サラが近くにいてくれる気がします。イメージ通りの石に出会えてよかったです。

   

ハート型のローズクオーツ
ハート型のローズクオーツ
ローズクオーツのにぎり石
ローズクオーツのにぎり石

 

現在1件のご注文、1件の仮予約をいただいております。

今ご注文いただいた場合、9月末のお渡しになります。

1週間前にうちの前に現れ、門を挟んでうちのワンコたちと大騒ぎをした垂れ耳の茶色いワンコ。その後は見かけず、近所からあの子かと思われる鳴き声や遠吠えが聞こえてきた日があったので、近所の方が保護してくださったのかとホッとしていました。

 

ところが今夜、またうちの門を挟んで3匹が吠えまくりました。しかもあの子、前足をケガしていて、痛そうに歩いています。

呼びかけながら近寄ると、この前と同じで吠えながら逃げていきました。ラッキーの時もそうでしたが、保護するのには時間がかかりそうです。

 

うちで飼うのはもう無理なので、保護できたらピースワンコさんに相談してみようと思います。

 

足のケガがたいしたことなければいいのだけど…

先ほど、やっと作品を送りました。

もうすぐ完成、と思ってからが長かった^^;

結局いつも締め切りギリギリになってしまいます。

 

今回の作品は、もううちには戻ってきません。名残惜しいですが、たくさんの方に見ていただき、可愛がってもらえると嬉しいです。

 

日光東照宮 芸納祭 萌志
会期は7月21日から24日です。

 

I want to live

 


うちの2匹の犬はどちらも虐待されて捨てられたと思われる犬です。

 

ミル〔トップページの絵の白い子〕は5年前の10月にうちの倉庫の中で、ラッキー〔黒い子〕は去年の11月にうちの門の前で見つけました。

 

私はネコ派で、犬を飼う気など全くありませんでした。でも飼い主を探しても見つからず、そのうち可愛くなってミルを飼い始めました。

ミルは人を怖がり、いろいろ頑張ったけど、4年間触らせてくれませんでした。これでこの子は幸せなのか、飼い主として、このまま死なせたら悔いが残ると思っていました。

 

そこにラッキーが現れ、ソックリな2匹は、すぐに驚くほど仲良くなりました。

ミルが変わってくれるならもう1匹、と考えていた時だったので、迷わず飼い始めました。

これは大成功。ミルはすり寄ってくるラッキーにつられて少しずつ触れるようになり、お散歩リードに付け替えることもできるようになりました。〔まだ庭の中しか散歩できませんが…〕

 

2匹は色は違うけど、共通点がたくさんあります。垂れ耳のところ。オスなのに座ってオシッコするところ。虐待されていたと思われるところ…

2匹は親のどちらかが同じ、兄弟ではないか。同じ人がうちに置いていったのではないか、そんな気がしていました。ミルもラッキーも、親はレトリバー系と日本犬のように思えます。ミックス犬を産ませて、気に入らない子は捨ててる?1匹置いといたら飼ってるから、またここに置いとけば面倒見るだろう、そう思われたのかもしれません。

だとしたら、また同じことが起こるかも…

 

やはり、でした。

今度は垂れ耳の茶色い子です。またオスのようでした。

ネコもまだ2匹います。もううちで飼うことはできません。

 

現在夜中の12時半。10時頃から門を挟んで3匹の犬が吠え続け、大変なことになっています。ご近所に申し訳ないので警察に連絡しましたが、結果、自分でなんとかしてくださいという返事。ラッキーの時は首輪がなくても拾得物として保護だったのに、「首輪がないなら野良犬だから、愛護センターに連絡しましたが、時間外で誰もいませんでした。」とのこと。

 

庭に引き入れようとしてもダメ、追い払ってももダメ。エサに目もくれないので、お腹はすいてないようです。ついさっきまで、誰かが餌を与えていたのではないでしょうか。

 

今夜は眠れないかもしれません。

日光東照宮 芸納祭 萌志 出品作 

『Iwant to live』

 

もうすぐ完成予定です。

仔犬の頃のミルがモデルです。

 

いつもながら、迷いながら制作を進めています^^;

イメージ通りに仕上がるかどうか…

ここからが勝負です。

 

会期は

7月21日〜24日です。

 

 

セミントラ  猫の腎臓病

 

 

   先日旅立ったサラが飲んでいた液体の薬、セミントラ。腎臓病の末期と診断されてから、2年半も普通に生活できたほど、よく効く薬です。

 

  薬だけを飲ませるのが難しくて、ウエットなエサに混ぜて飲ませていましたが、サラはこの薬を混ぜたエサを食べたがりませんでした。私が食べろと言うから、気合を入れて食べる、という感じ。

 

   セミントラは無味無臭と聞いていましたが、本当にそうなら、こんなに嫌がるだろうか…ずっと疑問に思っていました。

 

  サラの具合が悪くなり、何も食べられなくなってから、少量でも飲ませれば少しは楽かと、何度かスポイトで口に無理矢理入れました。エサに混ぜてもあんなに嫌がっていた薬を無理矢理飲まされるってどんな気持ちだろう。スポイトの先にほんの少し残った薬を指でとり、なめてみました。

 

                                 無味ではなかった。

 

   一瞬ピリッと酸っぱいというか、辛いというか…その後舌がしびれ、しばらく感覚がありませんでした。

 

   一滴にも満たない量で、サラの15倍くらいの体重の私がこんな違和感を覚えるのだから、決められた量よりかなり少なめに飲ませていても辛そうだったのが理解できました。

   定量を飲ませると直後に吐いたり、舌が根元から痺れるような仕草をすることがありましたが、無理もありません。

 

   エサに混ぜて口の中に当たるより、喉の奥にスポイトで流し込む方が辛くなかったかな、と今更思ったりしました。でも、それはそれで喉がしびれて苦しいかも…

   私が飲めと言うから、頑張って2年半もこれを飲んでくれていたんですね。本当に愛おしいです。

 

   サラの兄弟のチャーも半年前からセミントラを飲んでいますが、こちらはエサに混ぜても今のところそれほど嫌がってないので、このまま続けようかと思います。

 

   セミントラを飲んでいたから、サラも長く元気でいられたし、チャーもこれからずっとお世話になります。

   自分で舐めて味を確かめ、コレを飲む辛さが分かった上で、それでも元気でいて欲しいので与えていきたいと思います。

 

 

   追記:私のブログの中で一番多くのかたに読んでもらっている記事なので、その後のチャーの様子を付け足しておきたいと思います。

   夏頃から、やはりセミントラを混ぜたエサは全く食べなくなり、2018年1月現在は、錠剤をもらっています。

forkekor2.5 vet.tabl.
コレはなんて読むんでしょう⁇ この薬です

   チャーは暴れて、粒の薬を飲ませることができないので、潰して粉にし、腎臓病用の硬いエサにまぶして与えています。  

   水を飲む量はかなり多く、尿の量も多いですが、今の所生活に支障はなく、元気に過ごしています。

 

追記:その2

チャーですが、2018年7月の豪雨災害の時、私と共に車の中で3日間避難生活をし、その後、ひと月半かかった引っ越しを見届けた後、8月24日に息をひきとりました。腎臓病が悪化し、サラと同じく「生きているのが不思議」な状態で、苦しんでいる私を見守るために頑張ってくれていたのだと思います。

 

もう猫は一匹もいなくなり、寂しくなりましたが、自分の年齢や現在の生活を考え、もう飼わないことに決めています。

これからは犬たちとの生活を楽しんでいきます。

 

ホームページの『肖像画について』のページに登場しているサラが、5月30日の夕方5時ごろ、静かに旅立っていきました。

 

2014年の11月に腎臓病の末期と診断されて、なんと2年半、薬(セミントラ)を飲みながらほぼ普通に生活していました。

 

最近食欲がなく、少し顔が変わってきたと思っていました。先週月曜の夜、普段入らないカラーボックスの棚に隠れるように入っていったので、死に場所を探しているのかと、翌日病院に連れて行きました。

 

検査の結果は、腎臓に関わる数値が測定できないほど高くなっていて、生きているのが不思議だと言われました。

入院させて5、6時間点滴するか、毎日短時間の点滴に通うか、と言われました。入院させるということはついていてやれないということ。少し長く生きるより、最後まで一緒に過ごしたいと、連れて帰りました。

 

翌日からの病院、どうしようかと思いましたが、普段家から出ない子だったので、病院に行くこともストレスになり、身体に負担がかかるようでした。家でゆっくり過ごさせることを選び、その後病院には連れて行きませんでした。

 

今夜が山かと毎晩居間で添い寝。(今考えると、添い寝してくれてたのはサラの方でした)

火曜、水曜、木曜…何も食べてなくて、水分もほとんど取れなくて、それでも自分で歩いてトイレにも行き、時々場所を移動。時にチャーのいる2段のケージに戻り、出たくなると2階から飛び降りる!どこからこんな力が出でくるのかと不思議でした。

 

週末には大切な用事でどうしても東京に行かなくてはならず、最後に立ち会えないことを覚悟して出かけました。

用事が終わり、サラの容体を聞きたくて羽田から母にメール。「歩いてるよ」と返事が帰ってきて、驚きと喜びで急いで帰りました。

 

そしてそれから2日。火曜日は母も用事で出かけ、私も仕事なので、気になりながら出かけました。幸い火曜は部活がない日なので、授業が終わると1時間休みをとって、急いで帰りました。

とても暑かったので心配でしたが、生きていてくれました。勝手口のドアの前、網戸から外気が入るところで寝ていました。

もう自分で動く元気はないようでしたが、しっかり深く呼吸していたので、今夜に備え少し仮眠。(正直、私の体力も限界にきていました)

母が帰宅して「サラは?」「生きてるよ」と様子を見に行くと…

 

まだ暖かかったです。またひょっこり立ち上がりそうな顔で動かなくなっていました。

 

最後まで手をかけずに、こちらを気遣ってくれました。

私が帰ってくるまで頑張って生きていてくれました。

サラ、本当にありがとう。

 

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